8月下旬、ミラノ・コンソートのCD収録前のリハーサルに作曲家の上野耕路先生をお招きし、2007年に委嘱された「リコーダー四重奏のための”カルテット・パストラーレ” 」のコーチングをしていただきました。
この曲は田中せい子先生とダニエレ・ブラジェッティ先生が委嘱された作品です。きっかけはお二人が池袋のゲームセンターを通りかかった際、店内に流れていた音楽に惹かれたことだったそうです。思わず足を止めて聴き入り、調べたところ上野先生の曲だと判明し、委嘱へとつながったという興味深い経緯があります。
どの楽章も魅力的ですが、私は特に第2楽章の「Pastorale Inglese」が好きです。浮遊感のある牧歌的なメロディーに4人で息を合わせて命を吹き込み、美しい和声に包まれる瞬間は、大きな充足感に満たされます。
このような素晴らしい楽曲をCDという形で残せることを、とても光栄に思います!


