ハナミズキが咲くと、おじいちゃんを思い出します。小学4年生のときから祖父母と同居していました。毎年庭のハナミズキが咲くと、おじいちゃんはよくスケッチをして水彩画を描いていました。今も色紙に描かれたハナミズキの絵を大切にしています。
我が家の庭にはないのですが借景で向かいのマンションのピンクのハナミズキを毎年楽しませてもらっています。花だけでなく青々とした葉、深紅の紅葉、冬枯れの姿も四季を感じる大切な要素です。
さて、我が家の4月の庭は花盛りです。どうぞお楽しみください。
上旬
水仙 タリア Narcissus ‘Thalia’
タリアも白い水仙で、3月の庭で紹介したエレヴィンボイスよりも花弁が尖って少し波打っています。1つの花茎に2つか3つ咲きます。エレヴィンがエレガントならタリアは清楚な感じがしますね。
3月のタイトルが「球根植物たちの共演」だったのに、共演してる感がない写真ばかりでしたので、こちらに1つ。


中旬
シラー ビマセア Scilla
5年前タキイで入手したシラー。今は販売されていないので、毎年大切に球根を取っておきます。(植えっぱなしのものも毎年元気です。)ビマセアという名前では正式な学名が出てこないので、流通するときにスペルミスがあったのかも知れません。
雄しべの花粉も青、雌しべも青く、ブルーのグラデーションがとても美しい花を咲かせます。丈は15〜20cmほどで、葉が細いので他の植物の間でも邪魔になりません。種になりかけても青く、庭に色を添えてくれます。

水仙 ニューベイビー Narcissus ‘New Baby’
直径3cmほどの小さい花。花弁の先が少し白っぽくなります。他の植物の陰で少し徒長したのか、今年は25cmほどの丈で咲きました。対照色相配色を意識してシラービマセアと混植してみました。

ティアレラ ピンクスカイロケット Tiarella cordifolia ‘Pink Skyrocket’
尖塔形の花穂だけでなく斑入りの切れ込み葉も楽しめる半日陰の植物です。猛暑を乗り切れても数年でだめになってしまうので買い直しますが、種類がいくつかあるので色々試して楽しんでいます。ニョキニョキと生えてくるブラシ状の花穂がかわいいですね。

下旬
チョウジソウ ストームクラウド Amsonia tabernaemontana ‘Storm Cloud’
成長が遅いのは覚悟して植えましたが2年目でやっと20cmほどの高さで初めて花を付けました。儚げで素敵ですね。後ろのモサモサはアネモネ・パミナ、右下の青い葉はギボウシ ブルーマウスイヤーです。北側、玄関前のエリアには半日陰が好きな植物たちを植えています。

ハイブリッド・ピオニー ユニーク Paeonia ‘Unique’
牡丹と芍薬の交配改良種。茎が丈夫で雨風で倒れにくいということで、初の挑戦です。
芍薬に憧れていましたが、色々調べてみると雨で花が濡れて重さで茎がクタッとなっている写真をよく見かけたので、茎が丈夫なものを探したところ、ハイブリッドにたどり着きました。葉は牡丹の葉のようにつやがなく切れ込みがあります。
赤でも朱赤ではなくローズレッドが欲しくてこの品種を選びました。八重にも憧れますが、ハイブリッドのものはなかったので、一重のこちらに。一重でも12cmほどの大輪が咲くと一気に庭の主役になりますね。2輪だけ咲いて1週間ほどで終わってしまったので来年、株が充実したらどうなるか楽しみです。
その2輪が散ったあと、ピンク色の少し小ぶりな花が咲いていたのでよく観察すると、台木のところから芍薬の花が咲いていました!とてもきれいですが、切り取らなければいけないので切り花にして楽しみました。


シャーレーポピー Papaver rhoeas
アメイジング・グレイ ‘Amazing Grey’という、灰色の花の種を植えたのに…最初に咲いたのは深紅の花でした!そして先ほどのピオニーとばっちり同系色!ガーデニングをしているとプラン通りにいかないことが多々ありますが、そんなサプライズも楽しみの1つです。この深紅がアクセントとなり、スカビオサの青紫、フロックスの薄水色、アネモネパブニナの薄ピンクがよい配色になりました。


まだまだ書きたいのですが…5月に満開になるものもあるので、また来月ご紹介します!

