ラ・ルべルティーナ演奏会 世界初演曲の感想

8月24日、ラ・ルベルティーナの演奏会に出演しました。2020年夏に演奏予定だったアントニオ・ポリターノ氏による《生きた鳥の描かれた静物画》を2年越しで世界初演できました!浦部雪さんの指揮のもと、ポリターノ氏からのフィードバックを得てより深い解釈をしながら練習を重ねると、見違えるように生き生きとした鳥たちが現れたのです!あの緻密に書かれた、不自由とも言えるリズムを演奏していくと、あたかも森の中に迷い込んだような、自然な鳥たちのさえずりが展開されるのです。
ルネサンスの響きに癒され、現代曲で自分の限界を引き延ばされた、充実した演奏会となりました。お客様も様々に反応してくださって、世界初演をお届けする大切さを改めて感じることができました。

技術的に超ハイレベルな現代曲を全員真剣な眼差しで演奏
アンコール曲も指揮者と