リコーダー・カルテットの色彩 vol.2

田中せい子、ダニエレ・ブラジェッティ、浅井愛、川端りさがリコーダー四重奏をお届けします。ルネサンス時代の名曲《ブラウニング》や《イン・ノミネ》、バロック時代の巨匠バッハの《フーガ》、ブクステフーデの《チャッコーナ》など魅力あふれるプログラムとなっています。日時などの詳細はチラシをご覧ください。


アメリカでの学生時代にイタリア語と音楽が学びたくて3カ月ミラノに行った際、偶然の成り行きで田中氏、ブラジェッティ氏に師事しました。その後私はオランダのハーグ王立音楽院でリコーダーを学び、帰国。その後ほどなくして、リコーダー製作家斉藤文誉さんを通して8年ぶりに両氏に再開したのでした!斉藤さんも両氏も同じ時期にアムステルダム音楽院で学んだ仲間だったのです。以来両氏が主宰するリコーダー・アンサンブル「ラ・ルベルティーナ」のメンバーとして毎年お世話になっています。


浅井さんは東京藝術大学大学院卒業後、2年間ミラノで両氏に師事しました。丁度私が日本で仕事を探し始めたころに出会い、同い年で兄弟弟子ということもあり意気投合しました。以来デュオ・コンサート、カルテット・コンサートなどを企画してきました。


そんな素敵なつながりのあるメンバーで四重奏を作り上げられるのをとても楽しみにしています。どうぞイタリアとオランダの風が流れる私たちの演奏をお楽しみに!